2020/05/19

『女性誌攻略のススメ!vol.5:媒体調査のやり方』

広報PRノウハウ

お世話になっております。

スタートアップのためのPR会社
ベンチャー広報の佐藤です。

新型コロナウィルスの影響で、今、メディアキャラバンがとても進めにくい状況になっていますね。各出版社も、社員の出社・撮影・打ち合わせなどの自粛を発表していますので、メディアへのコンタクトも取りにくい状況になっています。

「メディアにアポイントが取れないと、何をしていいのかわからない」という方も多いと思いますが、こういうときこそ「媒体調査」に時間をかけてみるのをおススメします。普段、プレスリリースを書いたり、メディアキャラバンをしたり、そちらを優先させて、じっくりと媒体調査ができていない広報担当の方も多いのではないでしょうか?

言わずもがな、「媒体調査」は広報PRにとって、とても重要です。

女性誌に限らず、ビジネス系やテレビでも、PRに携わる人には最重要業務なのですが、こと女性誌に関しては、これができていないとハッキリ言って話になりません。

私はベンチャー広報に入社する前、女性向けの化粧品や消費財に特化したPR会社に所属しており、女性誌へのアプローチをメインにPRをしていました。約50誌以上の雑誌を定期購読し、その特集・企画内容・記者名など徹底的な媒体調査を毎日の習慣として行っていました。

そのやり方を、一部公開したいと思います。

まずは特集、企画のタイトルを書き出してみる

雑誌を見ると、一番最初(もしくは最後)の方のページに目次があります。

目次はとてもわかりやすく、ファッションはファッション、美容は美容、連載は連載、と分けて書いてあることが多いです。すべての雑誌を1P目からめくってタイトル書き出すのはとても大変なので、目次をうまく使って、そのタイトルをすべて書き出してください。

また、タイトルにはPR切り口となるキャッチーなワードが散りばめられています。タイトルを書き出すことは、PR切り口の開発やプレスリリースのタイトルを考えるときの勉強にもなります。

ここでは、現在発売中の集英社「BAILA」5月号の美容ページを例に挙げてみます。
 
 
 


     
     
    【特集①】
    転ばぬ先の30代美容

    企画
    part1:ブライトカラーが呼んでいる 夏新色メイク図鑑
    part2:長井かおりさんがリアルニーズに全力回答 新作ファンデーション乗換案内
    part3:その水が肌を変える 30代のためのパワー化粧水ナビ

    【特集②】
    脚裏を伸ばせば生きてるだけで痩せてくる!
     
    こんな感じになります。

 

特集・企画内容をみて、”ざっくり” テーマが何かを把握する

特集・企画のタイトルを目次から書き出したら、次に実際にページをめくって、それは ”ざっくり” どんなテーマの特集・企画なのかを見てみてください。

媒体調査の目的の1つは、「どの時期にどんなテーマの話題を取り上げられているのか?」を把握する事です。それをするためのポイントは、 ”ざっくり” 把握すること。
 
 
もう一度BAILAで例を挙げてみると…
 
 
 


     
     
    【特集①】
    転ばぬ先の30代美容

    企画
    part1:ブライトカラーが呼んでいる 夏新色メイク図鑑 
    →メイク

    part2:長井かおりさんがリアルニーズに全力回答 新作ファンデーション乗換案内
    →メイク

    part3:その水が肌を変える 30代のためのパワー化粧水ナビ
    →スキンケア(ハイテク、瑞々しさ、つや、うるおい、などの化粧水)

    【特集②】
    脚裏を伸ばせば生きてるだけで痩せてくる!
    →ダイエット(脚痩せ)
     
    こんな感じで ”ざっくり” でいいのです。

 

担当編集者、担当ライターを書き出す

だいたいの特集・企画は担当している編集者、ライターさんの名前が誌面にちゃんと書いてあります。

ページの一番下、もしくは特集・企画タイトルの横に小さな字で書いてあることが多いです。見るべき(書き留めるべき)名前は、【取材・文】に書いてある名前と、【構成】に書いてある名前です。

特に美容企画には、フリーの美容ライターさんや美容ジャーナリストなど美容有識者の方が多く関わり、編集部の担当者と一緒に企画を作っていることが多いです。

この企画は誰が担当していたのか把握するためには、【取材・文】に書いてある名前と、【構成】に書いてある名前をピックアップして、そのあと、編集部の方かフリーの美容有識者なのかを調べていきます。

過去3年分調べたら、ランキング発表!

ここまでの作業をまずは過去1年分すべてやってみてください。

そしてさらに、もう2年分(計過去3年分)やってみると、
「だいたい毎年4月にはこの特集で、6月にはこれで」と傾向が把握できます。

そうすると、おのずとPR切り口が見えてくるはずです。

また、編集者やフリーの美容有識者(ライター)の名前については、まずは編集部の方なのか、外部のライターなのかを調べます。編集部の方であれば、情報提供するべき担当者なので、編集部に電話してキャラバンするときにはその人目掛けて電話すればいいという事ですね。

重要なのは、美容有識者にあたる外部のライター/ジャーナリストさんです。

アクティブに活躍している人を把握するために、私はランキングをつけるようにしています。

直近1年で一番この雑誌で書いていた人は誰なのか?
直近3年間でそれは変わってきているのかどうか?

やはりアプローチなら、現在進行形で活躍している方にアプローチした方が、掲載のチャンスは多いですからね。

キャラバンができなくても、やるべきことはたくさんある!

「発信できるネタがない」
「今は何やっても取り上げられるタイミングじゃない」
といって広報PRを止めてしまうのは非常にもったいないです。

広報担当者は、こういう時だからこそやるべきことはたくさんあります。

媒体調査は、なかなか時間がかかりますし、要領よくやる方法はあまりありません。時間をかけて地道にやるしかないんです。

この外出自粛でなかなかメディアキャラバンもできない時間を逆チャンスと捉えて、媒体調査に時間をかけることで、いざ時が来た時に適材適所にアプローチできるよう、準備をしてみてはいかがでしょうか?

ぜひ参考にしてみてください。

 


 

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以下、最新イベント(2020.6.23)のご案内です。
 

《 新型コロナ騒動の裏の裏の話 》
企業広報が絶対に聞いておくべきニュースメディアの取り上げられ方(講師:元フジテレビアナウンサー・長谷川豊氏)


 
2009年の巻き起こった新型インフルエンザ騒動で報道の最前線に立った登壇者が語る
今回の新型コロナ騒動の真実と、企業広報が行うべき広報戦略・PR戦略とは

講演者プロフィール:長谷川豊 氏

1999年立命館大学卒業 フジテレビアナウンサー・フリーのキャスターとしてとして17年半にわたり、ニュース・情報番組を伝え続ける。フリー転身後に企業の広報・PR戦略を担当するコンサルタントを手掛けるOFFICE HASEGAWAを立ち上げ、今まで50社近い企業の顧問として活躍。「実際にニュースにする広報」として、誰もが知る大手広告代理店も相談・依頼をするパブリシティ戦略の第一人者。

概要( オンライン / 会場 )

日 時:2020年6月23日(火)18:30~20:00
 

  • [オンライン]
     
    会 場:Zoom
    入 室:18:20~
    料 金:10,000円(税込)
    定 員先着100名様
     
  • [会場]
     
    会 場:東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
        (東京メトロ永田町駅4番出口より徒歩3分)
    受 付:18:15~
    料 金:30,000円(税込)
    定 員先着30名様
  • ※セミナー会場においては、マスクの着用、アルコール除菌、換気の徹底、ソーシャルディスタンスの確保、および収容定員の半分以下とする入室制限など、新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を遵守した運営をいたします。

    ※新型コロナウイルス感染再燃に伴い、外出規制が発令された場合、会場での開催およびオンライン配信ができなくなる可能性がございます。その際は開催を中止させていただくことになりますので、あらかじめご了承ください。

    ※本セミナーは、企業の経営者や広報担当者向けです。弊社の競合企業(PR会社)の社員・関係者の方はお申込みをご遠慮ください。

主催:株式会社ベンチャー広報

代表取締役 野澤直人
20代でビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上の取材を経験。その後、当時無名だった某ベンチャー企業で広報部門をゼロから立ち上げ、同社在籍中の8年間で朝日新聞、週刊ダイヤモンド、ワールドビジネスサテライトをはじめ毎年100~140件のマスコミ露出を通じて同社のブランディングに貢献。その実績とノウハウをもとに、業界でも珍しい、中小ベンチャー企業専門のPR会社を設立。プレスリリースに頼らない画期的な手法で、多くの企業の広報活動を支援している。2019年より広報初心者のためのオンラインサロン「ゼロイチ広報」を主宰。

 

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株式会社ベンチャー広報は、創業から10年間で中小・スタートアップ企業に特化して300社以上の広報PR活動をサポートしてきました。その中でPRコンサルタントに蓄積されてきた独自の中小ベンチャー企業向けPR手法を、次世代に還元していく場が「ゼロイチ広報」です。

 


 

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スタートアップのためのPR会社・株式会社ベンチャー広報 代表取締役の野澤直人が、雑誌編集者→ベンチャー企業の広報PR担当者→PR会社社長、という異色の経歴から培った、令和時代を生き抜くための広報戦略と野澤独自のゲリラ的広報PRノウハウをお届けするメールマガジンです。