“社員”にスポットを当てたおすすめ企画ベスト3
女性誌攻略のススメ!vol.8

“社員”にスポットを当てたおすすめ企画ベスト3

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報です。

「女性誌には出たい、でも美容やファッションに関する商品は自社で持っていない…」

そんな場合でも女性誌に出す方法はあります。それは、『社員』にスポットをあてた企画を狙うことです。

女性誌の媒体研究をすると、ファッションページや美容ページ以外に、企業の社員が露出している企画が、比較的多くの媒体で見つかると思います。しかも、そのほとんどの企画が、単発ではなく”連載”です。

連載で企画があるということは、すなわち『毎号露出のチャンスがある』ということ。「なかなか特集内容や季節に合った切り口がなく露出につなげられない…」と悩んでいる広報さんは、ここを狙ってみてはいかがでしょうか?

今回は、「社員」にスポットをあてた、オススメ連載企画を3つご紹介したいと思います。

オススメ①:日経WOMAN
『女性リーダーの悔し涙、うれし涙 私が泣いた日』

日経WOMANは、日経BP社から発行されている働く女性のための実用情報誌です。

参考:日経BP社 媒体資料

手帳企画や、バッグの中身、仕事で使える靴企画など、誌面に一般読者が登場する企画が多い媒体ですが、この『女性リーダーの悔し涙、うれし涙、私が泣いた日』は、巻頭カバーインタビュー(表紙を飾ったタレントさんのインタビュー記事)の次にある連載企画です。

今年の4月号までは『HER LIFE STORY』という連載企画でしたが、5月号から今のタイトルに変わっています。

見開き2pとボリュームがある企画で、
・1p目:メイン写真、キャリアを表す折れ線グラフ
・2p目:インタビュー内容、『My Favorite item』として日々これがあるから頑張れる!というアイテムが3点程度、『MyStory』として過去の写真
という形で構成されています。

このコーナーのポイントは3つです。

  • 取材対象者は”女性リーダー”。社長でもいいですし、女性管理職でもOKです。年代は、読者層よりも少し上の年代がベターです。
  • 読者は30代の働く女性。その読者層がキャリアアップを考えたときに「共感する」「なんかいいかも」と思えるエピソードがあるか?
  • 成功した話ばかりではなく、「失敗した」「苦労した」など、キャリアにおける”谷”から、どう気持ちを切り替え、”山”に繋げていったかを話せるか?

これらのポイントを踏まえた上で、取材対象者の顔がわかる写真、プロフィール、これまでの経歴を併せてエントリシートとしてまとめましょう。ビジネス情報誌ですので、キャリアに寄せた紆余曲折が必要です。

オススメ②:InRed
『InRed女子の 働くこと、育てること』

InRedは宝島社から発行されている30代以上の働く大人女性向け月刊ファッション誌です。

[参考]ファッション雑誌ガイド

宝島社は付録が強い出版社で、そのクオリティの高さには定評があり、販売部数を伸ばす要因にもなっています。

『InRed女子の 働くこと、育てること』は、片面1ページの連載企画です。

以下の6つの要素で構成されています。
・メイン写真
・取材中のカット写真
・家族との思い出写真3枚程度
・私の日々がんばれるアイテム3~4点程度
・一日のタイムスケジュール
・インタビュー内容

そしてこのコーナーのポイントはこの3つです。

  • 取材対象者は、読者層であるアラサーから40代前半くらい
  • 働きながら子育てもしているママであること
  • 仕事もしながら子育てもして、忙しい毎日だけど楽しんで人生を過ごしている!という前向きさが必要

このコーナーのとても良いところは、日々がんばれるグッズの中に、自社商品や自社サービスを入れてもOKだというところです。

日経WOMANと違うのは、InRedは”ファッション誌”であることです。ビジネス要素というよりは、どちらかというよりは私生活に寄せたエピソードが必要です。

オススメ③:Oggi
『The Turning Point~私が決断したとき~』

Oggiは、小学館から発行されている30代の働く女性向けのファッション誌です。創刊から27年続く、元祖コンサバ系キャリアファッション誌ですね。

[参考]小学館 媒体概要

『The Turning Point~私が決断したとき~』は、毎月ほぼ巻頭で掲載されている連載です。

Oggiは、InRedと同じ30代を読者ターゲットとしていますが、一番の違いは「未婚」の女性をターゲットとしていること。なので、読者はこれから、結婚や出産などターニングポイントを迎える女性です。

選択肢の多い女性の人生に決断は欠かせないもので、各界の第一線で活躍する女性を取り上げ、今活躍しているこの人たちも、30代で一番悩み人生における選択をしてきているんだよ、とタイトル通り”ターニングポイント”となった出来事を伝える企画になっています。

この連載企画は、見開き2ページです。以下の6つの要素で構成されています。
・1p目:メイン写真、インタビュー記事、取材対象者のプロフィール
・2p目:インタビュー記事、取材カット数枚、Recent workが写真1枚、

そしてこのコーナーのポイントはこの3つです。

  • 取材対象者は、読者層より上の40代以上
  • その人が、アラサーのときにどんなターニングポイントを迎えているか
  • インタビューのボリュームがとにかく多いので、エピソードは1つじゃ足りない!

どういう考えで、どんなことがきっかけとなってその決断に至ったのか、詳細に話せるかどうか

今回紹介した中では、一番インタビューのボリュームが多い企画です。その分、しっかりとした細かいエピソードが必要。”Recent work”で直近の手がけたものが紹介されるので、自社商品やサービスも紹介できます。

社員の露出はインナーブランディングというPR効果も!

今回は3媒体の企画を紹介しましたが、社員にスポットライトを当てた企画は、ほかにも様々あります。

多くが連載として毎月やっている上に、構成は毎月ほぼ変わりませんので、取材対象者から情報も聞き出しやすいと思います。また、社員を誌面に登場させることは、インナーブランディングにつながる効果もあります。広報PRをインナーブランディングにもつなげたいな、と考えている広報さんにもオススメのアプローチ方法です。

ぜひお試しください。

サービス資料のダウンロード

私たちが提供するサービスの紹介資料です。

記事の執筆者
株式会社ベンチャー広報
ベンチャー広報
スタートアップのためのPR会社

事業の成長を加速させたい中小のベンチャー企業に、経営戦略として “広報PR力” を提供します。

ベンチャー広報
記事の執筆者
地方のデイサービスが全国ネット情報番組の報道を実現!テレビ取材獲得のポイントとは【事例あり】
地方のデイサービスが全国ネット情報番組の報道を実現!テレビ取材獲得のポイントとは【事例あり】
のほかの記事を読む