マスコミからみて、あなたは「特別な広報パーソン」になっていますか?

マスコミからみて、あなたは「特別な広報パーソン」になっていますか?

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

某大手ビジネス誌の副編集長から、
「ちょっと困っていまして。助けてください!」
という相談をうけました。

編集部でとあるアンケートを実施しているが、回答してくれる人が思うように集まらず、苦戦しているとのこと。早速、私の知り合い何名かに声をかけて、アンケート協力者を集めました。その副編集長からとても感謝されたことは言うまでもありません。

私のところには、マスコミ関係者の方から同じようなご相談、お願いごとが多く寄せられます。

  • こんな取材先知りませんか?今週中に取材したいのですが!
  • 読者プレゼントに協力してくれる企業を紹介してください
  • 顔出しでテレビのインタビューに答えてくれる知り合いの方いませんか

自分にとって直接的なメリットがない場合もあるのですが、時間の許す限り、出来るだけ協力するようにしています。広報パーソンにとって、こういった形でマスコミの人に貸しを作っておくことはとても大切です。

そうすれば、自社を取材してください、というお願いがしやすくなることは間違いありません。私の知人で、ある特定の分野で個人的に深い知見と人脈を持っている広報マンがいます。彼は某WEB媒体に対して、企画づくりに協力したり取材先を紹介する代わりに、自社の商品やサービスを優先的に取り上げてもらえる「自分の枠」をそのWEB媒体に持っているとか。

ここまでいくと強いですね。

マスコミと広報は持ちつ持たれつであり、ギブアンドテイクの関係でもあります。

・「うちの会社を取材してください!」
という一方的なお願いばかりでは、マスコミの人と中長期的に良い関係をつくるのは難しいです。

記者や編集者、テレビのディレクターなど、マスコミの人と会う機会があったら、
・「今、どんな情報を探しているのですか?何か困っていることはありませんか?」
と聞いてみるようにしてください。

また、ご自身で
・「これだけは誰にも負けない」
というものがあるなら、マスコミの人に
・「このテーマならお力になれるので、いつでも声をかけてください」
とアピールしておくのもいいでしょう。

マスコミの方から相談を受けるようになったらしめたもの。

それはあなたが、その人にとって、その他大勢ではなく「特別な広報パーソン」になったということですから。

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記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

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