ベンチャー企業こそ力を入れたい! 広報立ち上げ 3つのタイミング
ベンチャー・スタートアップの経営者必見!

ベンチャー企業こそ力を入れたい! 広報立ち上げ 3つのタイミング

ここ数年で、ベンチャー・スタートアップ向けの広報に関する書籍が複数出版されたり、広報の力を活用し、成功した企業などが徐々に増え始めた影響もあり、広報を重視するベンチャー・スタートアップ企業が増えてきました。当社でも、以前に増して「広報を始めたい」とご相談いただくことが多くなってきています。一方で、広報に力を入れるタイミングがもったいないと感じることも多々あります。

どのタイミングで広報に力を入れると効果が高まるのか、広報の分かりやすい視点として、メディア露出を中心に解説していきます!

※メディア露出だけが広報の仕事ではありませんが、分かりやすい指標として出しています。

①新サービスの開始前

サービスをリリースして数か月後に、このサービスの広報PRをお願いしたい!という声をよくいただきます。このご相談、新サービスをリリースしたもののあまり成果が出ていないので手を打ちたいという背景があるのではないでしょうか。

ですが、リリース後のメディア露出には、リリースしてからどのような結果が出ているか、具体的な数字(ダウンロード数、ユーザー数、導入社数など)が求められます。数か月ではそこまでの結果が出ていない場合も多く、この場合、サービスのみの広報活動は難しくなってしまいます。

しかし、新サービスのリリースは、ベンチャー・スタートアップにとって、とっておきのニュースです。これをメディアに届けないのはもったいないんです!特に経済メディアは新サービスのニュースを取り扱ってもらえる可能性が高い傾向にあります。

より多くのメディアに掲載されることで、第一歩目のサービスの認知向上に大きく影響します。最初の大チャンスをモノにできるかどうかは、広報の腕にかかっていると言っても過言ではありません。

新サービスのリリースの際、メディア露出に重要なポイントは、取り上げてもらえそうなメディアの担当者のリサーチ、可能であれば関係値作りまで行い、リリースを見ただけで記事に出来るリリースを作成し、メディアの方へ届けることです。

実際に、私のクライアントで、メディア露出ゼロの無名の企業が、新サービスをリリースするタイミングで広報を立ち上げ、プレスリリースの作成から、メディアアプローチまでご支援した結果、全国紙からの取材を含め、各大手メディア(新聞・WEB)への掲載など、クライアント側も驚くほどのメディア露出を実現しました。

セオリーに則り、プレスリリースの作成、メディアアプローチを丁寧に行うことで、大きな結果が出た事例です。

まずは、新サービス時に試してみたいと思われる方も多いでしょう。情報の作りこみや事前の情報提供、リリース時の取材やリリース後のアプローチ、関係値構築なども含め、リリース前後の約半年間の広報活動をPR会社やフリーランスの方にお願いするのも良いかもしれませんね。

②資金調達前

資金調達したお金で広報を外注したい。というお声もよくいただきます。しかし、資金調達こそが大きなニュースであり、ステークホルダーに対して様々なメッセージを伝えることができるタイミングです。これもメディアに届けないのはもったいないんです!

資金調達が終わった後では、資金調達をニュースとして取り扱うことができなくなるので、資金調達が出来そうなタイミングで広報に取り組みはじめることをおすすめします。

資金調達の場合、広報活動を行わなければ数十億円の資金調達を行ったとしても、メディアに一切取り上げられないこともあります。一方で、数千万円の調達でも、しっかりとした広報活動、日ごろのメディアの方との関係構築を行うことで複数媒体への掲載が見込めます。

また、資金調達時の広報活動をしっかり行うことで、その後、インバウンドでの取材依頼が来たり、社長インタビューが取れたりと、継続的な広報活動が可能になります。

資金調達の広報経験がある人材はほんの一握りなので、出資元のVCの広報の方に相談するか、資金調達の広報経験者に相談することをおすすめします!

③起業してすぐ

サービス準備中なのに、広報をする必要があるのか?何を広報するのか?という声が聞こえてきそうですね。しかし、サービス準備中にこそ、広報がいることで広報視点、つまりメディア視点での意見を交えることができます。サービスのリリースのタイミングで、メディア露出を最大限に叶えることが可能になります。

また、サービスが無くとも、社長や社員のインタビューの獲得はもちろん、サービス開発中の秘話をサービスのプレスリリースに落とし込むことで、メディアの方の心が動くかもしれません。

起業してすぐの会社には広報人材の採用はまだ早い、と思われた際には、副業やフリーランスの方、PR会社にはいってもらうという手法も考えられますね!

広報で成果をだすために最も大切なこと

「なんとなく広報をはじめた方がいい気がする」
「多くの企業で広報をしているので、うちもやりたい」
そんな企業も多々あるでしょう。

しかし、そのような心持ちではどれだけ優秀な広報を採用したとしても効果は半減してしまいます。

企業が広報で成果を出すために最も大切なことは、社長、経営陣が広報の重要性をしっかり認識し、どのような広報活動をしていきたいか、そこに対してどのような施策が考えられるかを広報担当者と共に考えていくことです。

企業として広報戦略を重視することで、経営課題の解決から、ブランディングまで幅広い効果を生み出すことが可能になります。

広報活動を始めたい!そう思われたとき、自社で広報人材を採用するのか、外注としてPR会社やフリーランスの広報の方にお願いするかも悩みどころですね。

ここぞ!というタイミングで採用活動を行ったとしても、昨今の広報需要の高まりを受け、経験者の採用は非常に難しくなってきています。解決策としては、社内の未経験者を広報として育成する、採用活動をすすめつつ、PR会社を上手に活用する方法もあります!

今回は、広報に力を入れるべき3つのタイミングについてご紹介しました!もし、少しでも広報に力を入れたいと思われているベンチャー・スタートアップの経営者の方がいらっしゃいましたら、広報に知見のある方へ一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。

もちろん、当社へのご相談もお待ちしています!

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