マスコミ広報で、ゼロからブームを作り出す!

マスコミ広報で、ゼロからブームを作り出す!

スタートアップのためのPR会社
株式会社ベンチャー広報
代表取締役の野澤直人です。

「ブームは作られる」と良くいわれますが、これは本当でしょうか。

広報PRの世界にいる私からすると、これは本当です。多くのブームは仕掛けられたものであり、逆に自然発生的なブームの方がレアケースのように思います。そして、ベンチャー企業やスタートアップであっても広報PRをうまく活用することで、意図的にブームを作り出すことができます。

その手法は様々ですが、今回は、その中でも比較的オーソドックスな方法をご紹介いたします。

STEP1 マスコミ露出の実績を作る

まずは、WEB媒体や業界紙、専門誌など、比較的、露出の難易度の低い媒体を狙って広報活動を行い、報道の量を増やすことに注力します。

重要なのは、最初から全国紙やテレビなど、露出難易度の高い媒体を、無理に狙わないことです。初期段階でマスコミ露出の質よりも数を優先して実績を作るのは、後にテレビ露出を取るための布石であり戦略なのです。

STEP2 「流行」「トレンド」「ヒット商品」のコーナーにアプローチ

マスコミ露出の数が増えると同時に、その商品やサービスの販売数が右肩上がりに伸びてくれば、これはブームの芽が生えたということになります。

(正確には「生えた」ではなく「作った」のですが)

次は、世の中の流行やトレンド、ヒット商品などを取り上げるコーナーにコンタクト先を広げて広報活動を行いましょう。商品が実際に売れているというエビデンスと、WEB媒体や紙媒体で報道の実績があれば、全国紙やテレビ番組を攻略できるようになります。

STEP3 報道の連鎖

ヒット商品やトレンド枠で報道されるようになると、自分たちからそれほど積極的に発信しなくても、マスコミ側から取材依頼が入るようになります。マスコミ(特にテレビ)はすでに流行っているものを報道したがる特性があるからです。ここまでくれば一応、ブームになったと言えるでしょう。

あるクラウドソーシングのベンチャー企業のPRをお手伝いした時の状況が、まさにこのパターンでした。今では、誰もが知っている企業まで、その会社は成長しています。

ブームを作ることは簡単ではありませんが、戦略的に広報PRを活用すれば、やり方次第で可能なのです。

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記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

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