書籍とYouTubeの二刀流が増えるワケ
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書籍とYouTubeの二刀流が増えるワケ

野澤は、2017年に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』という書籍を出版しました。

読者の方から「また広報の本を出さないんですか」と聞かれることがありますが、今のところ、新しい書籍を出す予定はありません。

その代わり、2022年2月からYouTubeチャンネルをスタートしました。
なぜなら、私にとって「書籍」と「YouTubeチャンネル」は同じ位置付けだからです。

「書籍」と「YouTubeチャンネル」、本質は同じ

「書籍」と「YouTubeチャンネル」。両者は、文字(文章)と映像(動画)、表現方法が異なるだけで本質は同じだと思います。

どちらも自分の持っているノウハウや想いなどのコンテンツを発信するための手段ですから。

先日、Facebookで、野澤の知人が書籍を出版するという話題が流れてきました。(知人と言っても、数年前、ある交流会でお目にかかって名刺交換した程度の薄い関係ですが。)

■『人は自分に嘘をつく ガマンしないで幸せに生きるための7つの法則 』(著者・勝友美)

著者の勝友美さんは、オーダーメードスーツの会社の社長さんです。
https://re-muse.jp/

この書籍は、予約注文の段階で、Amazonのビジネス実用本カテゴリで、ランキング1位となったそうです。

なぜこんなに書籍が売れたのか。

おそらく、その理由のひとつは、勝友美さんが、人気のビジネスYouTuberだからでしょう。現在のチャンネル登録者は38万人以上です。(2022年9月時点)

勝 友美-VICTORY CHANNEL-

野澤のように、書籍を出版してからYouTubeチャンネルを始める人もいれば、勝友美さんのようにYouTubeチャンネルを始めてから、書籍を出版する人もいます。

このように、今後は、書籍とYouTube、両方でブランディングや知名度アップを図る経営者や企業が増えるのではないでしょうか。

書籍とYouTubeの両方に取り組む意味

・両者はそもそも本質は同じ。発信方法の違いでしかない。
・コンテンツを作ってしまえば、それを使い回すことができる。
・同じコンテンツを違った方法で発信することにより。属性の異なる幅広い層にリーチできる。
・同じコンテンツであっても、書籍とYouTubeでは異なる効果が得られる。

書籍とYouTube、二刀流の元祖は、元ライブドア社長の堀江貴文さんかもしれません。

彼は、YouTubeのチャンネル登録者数 147万人(2022年9月時点)のYouTuberでありながら、書籍を量産しています。

その理由について、堀江さんはブログでこのように語っています。

■書籍が持つ力と、その有効的な活用法
https://note.com/takapon/n/n4ed9205db4ef

・本の効用は一般の人が思っているよりも全然大きい。
・著者というのは、文化人と認知されるのである。
・そして文化人、インテリの言っていることは信用される度合いが大きい。
・私は売出し中の事業をやっている人には必ず本を書くことを勧めている。
・本を一冊書いているだけで信用度は格段に上がる。
・出版に漕ぎ付けられるように最大限の努力をした方が良い。

スタートアップやベンチャー企業の経営者のみなさん、広報戦略のひとつとして、書籍とYouTubeの二刀流、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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記事の執筆者
野澤直人
野澤 直人
代表取締役

大学卒業後、経営情報サービス会社に入社。マスコミ業界に転じ、ビジネス誌の編集責任者としてベンチャー経営者500人以上を取材。その後、海外留学関連のベンチャー企業に参画し、広報部門をゼロから立ち上げ、同社の急成長に貢献する。2010年に株式会社ベンチャー広報を創業。以来10年間でクライアント企業は400社を超える。著書に『【小さな会社】逆襲の広報PR術』(すばる舎)。

記事の執筆者
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